株式会社クロス・シップでは、これからの時代に必要とされる力として文科省からも打ち出されている「生きる力」「非認知能力」を育むイベントを定期開催しています。
2024年夏、第一学院高等学校と共同で、去年から引き続き「将来の目標づくりワークショップ」を企画・開催しました。を開催しました。3日間のワークショップには、高校生20名、教員14名、そしてクロス・シップの大学生インターン10名が集まりました。
1日目にはまず自分の価値観を知り、夢中になれることを探し、2日目に自分の好きなことを言語化し、3日目に自分の将来の目標やこの夏のアクションプランを全体での共有をする流れでワークショップが進められました。
DAY1 自分の「価値観」を知る、夢中を探す！
VUCAの時代を自身の目標をしっかり見据えながら生きていくためには、まずは自分のことをよく理解することが重要です。「価値観」＝「生きるうえで大切にしたいこと」が分からないと、SNSの情報や周りの声に翻弄され、自分の人生が生きられなくなってしまいます。
そのために、価値観ワークをチームに分けて行いました。様々な角度から価値観を明らかにしていく質問に答えながら、チームでお互いの価値観を質問し合い、深堀りしたことで、人それぞれ大切にしたいことが違うことに気が付いたり、自分自身の価値観に対する解像度を上げていく時間を過ごしました。
DAY2 自分の「好き」を語る、人と共有する！
「価値観」の次は自分の「好きなこと」を明らかにするワークショップが進められていきました。他の人が決めた正解にかき消されて、自分の好きなことが分からない人は沢山います。自分が好きだと思うものに胸を張って好きと言い、それを大切にするために送る人生は豊かなものです。その第一歩として、様々な角度から「好き」を明らかにしていく質問に答えながら、チームでお互いに質問し合い、深堀りしていきました。
また、大学生スタッフとの人生相談タイムも設けられ、等身大の大学生の過去の挫折や将来の目標、そして日々の悩みを聞くと同時に、高校生の進路や人生の悩みも一緒に考える時間を設けました。お互い正解や答えを持っていないけれど、少しだけ人生を長く生きた大学生の先輩との情報交換で、たくさんの高校生から「新しい角度の気づきが得られた！」「かっこよく見える大学生も沢山悩みながら頑張っていて、励まされた！」などの声を頂きました。
DAY3 将来の目標やこの夏のアクションプランを発表
Day1とDay2のワークで言語化した、自分の「価値観」や「好き」をもとに、将来やりたいことを考え、自分がワクワクするような目標を立てるワークが進められていきました。また、その将来の目標をもとに、この夏休みに絶対にやる小さな一歩目のアクションプランも一人一人決めました。自分と他の参加者と向き合った結果、たったの3日で自分のやりたいことを人に語ってみる、自分のやりたいことに仲間を集める、自分が作った作品を人に見せてみるなどの、成長が見られて、素敵な3日間となった。3日間一緒に人生に向き合った、大学生スタッフ、先生、そして高校生の仲間のような絆も生まれ、チャレンジングでありながら暖かい雰囲気で3日間が終わりました。
最後に、各チームの先生・大学生から、高校生へ3日間の修了証書をお渡しし、これからの皆さんの活躍を応援しました。
スタッフ一同、3日間で沢山の高校生の人生のドラマや成長が見られ、とても感動しました。また、スタッフ自身にも多くの学びがあった3日間となりました。今後も、クロス・シップでは今後もさまざまな教育機関と連携しながらワークショップを開催していきます。
