【働きやすい教員職】近年急成長中の通信制高校10選

通信制高校は、様々な事情やライフスタイルに合わせて学べる、新しい形の高等教育の一つです。これまで通信制高校は消極的な選択とされていましたが、最近では積極的な選択肢の1つとなっています。

生徒の中には、自分の進路が決まっていて時間を有効に使いたい、あるいは課外授業を通して将来やりたいことや夢を見つけたいという目的で入学する者も増えています。

生徒数も2014年から2022年にかけて18万人から23万人以上へと増加しており(出典:文部科学省【学校基本調査】)注目度が高まっております。

教員として働く場合、一斉授業がメインというよりは、一人一人の生徒に寄り添った指導を行っている学校非常に多いです。(詳細は学校によって異なります)

さらには、部活指導による土日出勤や大量の残業といったこともなく、働きやすい環境になっています。(上場企業が運営されている場合はより一層労働環境の整備には目を光らせています)

また、広報・キャンパス長など、教える業務以外にもチャレンジできる環境があることも多く、多様なキャリアの可能性も秘められています。

日本全国には数多くの通信制高校があり、その多様性は生徒たちの多種多様なニーズに応える形で成長を続けています。今回は、その中でも特に注目されている通信制高校10校をご紹介します。

目次

角川ドワンゴ学園(N高・S高)

N高等学校とS高等学校

N高等学校とS高等学校は、インターネットと通信制高校の制度を活用した新しい形の学校です。これらの学校は、KADOKAWAとドワンゴが2016年に創立した「N高」から始まり、その後2021年に「S高」が設立されました。

N高とS高の違いは、校舎の所在地およびスクーリングの参加場所、スクーリング日程です。そのほか、コース内容・学習カリキュラム・学費などは同じです。

N高は所在地が沖縄県うるま市であり、S高が茨城県つくば市です。

[参考:N高とS高って?]

N高等学校とS高等学校が人気の理由

まず、コロナ禍で多くの学校がオンライン授業を行わなくてはならない中、既にオンライン授業を行うための知識、経験、ノウハウを持つN高への関心が急速に高まりました。

N高は、通信制の高校であり、ICTを活用して高校卒業資格取得に必要な授業をオンラインで受けられるという特徴があります。

これにより生徒は自分のペースで学習を進めることが可能であり、時間や場所に制約を受けずに学べる利便性が求められました。

N高とS高は、最新のVR技術を利用した学習環境を提供しています。例えば、VRゴーグルを使って仮想現実の中で学習する「普通科プレミアム」や、ネット上で少人数のグループワークによって学習を進める「オンライン通学コース」などが設けられています。

これにより、生徒は自分のライフスタイルに合わせて学習を進めることができます。

また、N高とS高は、通常のカリキュラム以外にも、酪農体験、ファッション、プログラミング、声優、留学、投資、農業体験、小説、eスポーツ、イラスト、語学、ダンス、起業など、様々な分野での学習や体験を提供しています。

これにより、生徒は自分の興味や目標に応じた多様な学びの場を得ることができます。

N高とS高の生徒は、インターネットを通じて友人とつながり、自分のやりたいことを見つけて将来につなげることができます。

また、多様なカリキュラムの中から自分の目指す進路や興味に応じた学びを選択することができます。

卒業生の進路は多岐にわたり、国公立大学、私立大学、医学部医学科、海外大学、専門学校、就職、起業、イラストレーター、プロゲーマー、ダンスインストラクターなど、さまざまな道に進んでいます。

[参考:N高とS高って?]

クラーク記念国際高等学校

国際系に強い通信制高校

この学校の名称は、19世紀後半の農業教育の指導者であったウィリアム・スミス・クラーク教授に由来しています。彼の日本人学生への別れの言葉、「少年よ、大志を抱け」は、日本で広く知られるモットーとなりました。

クラーク記念国際高等学校は、昼間の通学制度と通信制度を組み合わせた新しい形の二次教育を導入し、これが全国に広がりました。国際研究、福祉サービス、声優、情報技術など、専門的なコースが多数用意されています。

学生たちは、自分たちの多様なニーズを満たすために、昼間の通学と通信を組み合わせた学習が可能です。そして学校は、「夢を描き、挑戦し、達成する」ために、さらに特色ある教育を強化し続けています。

クラーク記念国際高等学校は、1993年に開校した通信制の私立高等学校です。北海道札幌市に本部があり、東京、横浜、千葉、名古屋、大阪、福岡、広島、沖縄にもキャンパスがあります。

[参考:SOSHI Educational Group]。

クラーク記念国際高等学校の取り組み

クラーク記念国際高等学校は、大学進学に強いことでも知られています。2022年度の卒業生のうち、97.1%が大学に進学しています。

また、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関大学にも合格者を出しています。

クラーク記念国際高等学校は、国際交流も盛んです。

毎年、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの海外の高校と交流するプログラムを実施しています。また、留学制度も充実しており、海外の大学で1年間勉強することもできます。

クラーク記念国際高等学校では、生徒が自立して学び、創造力を発揮できるよう、さまざまな教育プログラムを提供しています。

生徒の健康と体力を向上させるために、体育の授業や部活動を重視しています。また、環境や社会問題への理解を深めるために、環境教育や社会貢献活動を実施しています。

クラーク記念国際高等学校は、生徒が自分の将来を切り開くことができるような教育を提供しています。

第一学院高等学校

一人ひとりの個性と存在を尊重する

第一学院高等学校は、茨城県高萩市と兵庫県養父市に本校を設置し、全国に54のキャンパス(2022年4月時点)を展開する通信制・単位制の高等学校です。

この学校は「生徒第一」「1/1の教育」を重視し、生徒一人ひとりの成長と自己肯定感を育むことに力を入れています。

学科は、単位制・通信制課程の総合学科(2018年度入学生まで)と普通科(2019年度入学生から)があります。

入学時期は新入学が4月で、転入・編入学は随時。卒業時期は3月と9月で、修業年数は3年以上、卒業認定単位数は74単位以上となっています。

学校は全国主要都市を中心に54のキャンパスを設置しており、それらは北海道・東北、関東、中部・東海・北陸、関西、中国・四国、九州の各地に広がっています。

[参考:学校概要|第一高等学校について]

安心して通えるサポートが充実

さまざまなコース

第一学院高等学校では、一人ひとりの状況や目指す進路・目標に合わせて、様々な学び方から選択できます。通学スタイルか、通信スタイルかを選ぶことができ、

通学スタイルであればウェブ授業を駆使したコースや、新潟産業大学と連携したコースで大学生活を先取りしたり、芸能やスポーツ、eスポーツ、ペットコース、美容コースなどの専門的なコースもあります。

以上のコースを選択することで、自分に合ったスクールライフで高校卒業、高卒資格取得、そして希望進路の実現を目指すことが可能です。

[参考:コース紹介|第一高等学院]

卒業後の継続的なキャリアサポート

「チームD1」は、第一学院高等学校の卒業生ネットワークです。このサイトでは、第一学院の最新情報が共有され、卒業生たちは学校のアップデートを確認したり、各キャンパスの様子を見ることができます。

卒業生ネットワークは卒業生間の交流の場として機能し、卒業生が学校とつながりを持ち続けるのを助けます。

これにより、卒業生は学校の最新情報を得ることができるだけでなく、過去の同級生や教員とのつながりを維持し、情報共有、ネットワーキング、またはプロフェッショナルな機会の探求などの面で役立つ可能性があります。

また、卒業生がどのように過ごしているかを把握し、適切なキャリア支援ができるように、卒業生・保護者に電話にて調査を行っています。

このような卒業後の継続的で手厚いサポートは第一高等学院ならではの特徴だと言えます。

飛鳥未来高等学校

柔軟な登校スタイルと充実した設備

飛鳥未来高等学校は、自分らしく学び、夢に向かって羽ばたく力を身につけることができる単位制および通信制の高校です。

通信制高校として、学生は自分のペースで学習することが可能で、柔軟な学習スタイルを提供しています。

これには、自由に登校できるベーシックスタイルやスタンダードスタイル、週に3日登校する3DAYスタイル、毎日登校する5DAYスタイル、そして自分のペースで学べるネットスタイルなどが含まれます。

この学校はまた、専門学校の施設を含む多数の設備を提供しています。これには、図書室、PCルーム、トレーニングルームなどが含まれます。そのため、学生は多様な学習環境とリソースを利用することができます。

さらに、飛鳥未来高等学校では、一人一人の学生の興味に合わせて、進学コース、補習コース、メイクコース、ネイルコースなどの多様な「選択コース」を提供しています。

スポーツ、メイク、英会話など、多くのプログラムから好きなものを選んで参加できる「トライアルレッスン」もあります。

このような特徴により、飛鳥未来高等学校は学生一人ひとりの学習スタイル、興味、そして目標に合わせた教育を提供し、個々の学生が自分自身を発見し、夢を追求するのを支援しています。

[参考:飛鳥未来高等学校公式HP]

ルネサンス高等学校

自由な校風とトレンドに合わせた学習

ルネサンス高等学校は、「高校卒業+自分のやりたいこと=ルネ高」というスローガンのもと、個々の学生が自分のやりたいことを追求しながら、全日制の高校と同等の「高卒資格」を得ることを可能にしている学校です。

スマートフォンやタブレット、パソコンを用いたネット学習が充実しており、学習報告はオンラインで簡単に提出できます。スクーリングは年に最短4日と、通信制高校の中でも少ない方です。

スクーリングは主に茨城の本校で行われ、3泊4日の宿泊型が中心ですが、成人向けのタイプや親子で参加できるタイプもあります[1]。

また、ルネサンス高等学校は、自分に合わせたコースを選ぶことができます。例えば、eスポーツコースでは、技術だけでなく「スポーツメンタル」「コミュニケーション英語」「プログラミング」等を学ぶことができます。

また、アコピアK-POPコースでは、K-POPの本場「韓国」のトレーナーからオンラインでレッスンを受け、K-POPアイドルの練習生を目指すことができます。

さらに、Wスクールコースでは、在籍中に提携校に通うことで、早期に専門スキルを身につけることが可能です[1]。

学校生活は自由度が高く、服装は私服でOKであり、制服も希望者には提供されます。

また、各種イベントやクラブ活動があり、BBQ、山登り、博物館見学、初詣、クリスマス会、体育館でのスポーツなどが行われます。

そして、学校からは、レポートの進め方、単位取得と卒業まで、そしてその先の進路について、一緒に考える支援が提供されます。

翔洋学園高校

自分自身を育てる「自分育て」教育

翔洋学園高等学校の特色はその教育方針と、個々の生徒に対するアプローチによって表現されています。

まず、翔洋学園高等学校の教育方針は、生徒が自身に合ったカリキュラムを選択し、自分自身を育てる「自分育て」教育を推奨しています。

その目的は、生徒が社会と主体的に関わり、未来に向けて新しい価値を創造する力、「明日力」を身につけることです。

さらに、「豊かな心を育む指導」を通じて、生徒同士の豊かな人間関係を築き、各々の異なる個性を肯定的に受け入れ、活用する力、「人間力」を育てます。

翔洋の教育三原則は「型にはめない」「自信を与える」「行動を促す」で、これを通じて生徒が自己判断と行動を自主的にできる力、「自律」を養うことを目指しています。

[参考:通信制 翔洋学園高等学校 学校の特色]

1人1人に合わせた学習とサポート

翔洋学園高等学校は生徒一人ひとりの能力や適性に応じた科目選択・レベル選択制を採用し、生徒のライフスタイルに合わせた登校が可能です。

これは生活習慣を確立しながら計画的な学習の取り組みを促します。

さらに、生徒同士や地域の方との学び合いの機会を重視し、生徒はそこで仲間意識や社会性、自身の個性・独創性の重要性を学び、創造力を育てます。

翔洋学園では特に校外学習の充実に重点を置き、身体を動かす活動や協働的な活動など、各学習センターで様々な活動を実施しています。

自分の履修科目や興味・関心に合わせて好きな校外学習を選び、参加することができます。

具体的には、バスケットボールなどのスポーツや調理実習、お城見学や科学センター見学、ディズニーリゾート旅行などもあります。自分で計画し、自主的に学びを積み重ねる経験を重視している校風となっています。

スクールカウンセラーや保護者会の設置、進路相談会や進路体験会などのサポートも充実しており、生徒だけでなく、保護者も安心できるような仕組みづくりができているということは翔洋学園高等学校の強みといえます。

[参考:通信制 翔洋学園高等学校 学校の特色]

興学社高等学院

自由度の高い学びと手厚い生徒支援

興学社高等学院は千葉県松戸市にある通信制高校の技能教育施設で、2006年に設立されました。

その主な連携先の通信制高校は星槎国際高等学校です。興学社高等学院は自身らしい生活を送ることを学生たちに教え、その過程で自分らしく生きることを奨励しています。

興学社高等学院は、自由選択授業、体験型職業ガイダンス、そして充実したソーシャルスキル・トレーニング (SST) を特色としている高等学院です。

興学社高等学院の自由選択授業では、生徒が自身の興味に基づいて授業を選択できます。約165種類の授業があり、パソコン、コミュニケーション、運動系、音楽系、イラスト系など多岐にわたる学びの選択肢が存在します。

一方で、習熟度別の教科指導では、小中学校の基礎学習から指導します。

また、体験型職業ガイダンスは、生徒が将来の夢や目標について早期から考えることを可能にします。これにより、進学や就職後のスタートダッシュをよりスムーズに行えます。

特に重要なのは、興学社高等学院のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)というプログラムです。

これは、自己認識スキル、コミュニケーションスキル、社会的行動の3つの重要な領域を強調して指導する授業です。

初対面の人と話すこと、人前で何かをすることなどの苦手意識を克服するためのプログラムが提供されています。

これらのプログラムを通じて、学生は自分自身と他者との関係性をより深く理解し、それを基に健全な人間関係を築くことができます。

[参考:興学社高等学校について]

手厚い生徒支援

興学社高等学院ではさらに、単位取得に手厚いフォローを提供し、高校卒業資格取得率は98.9%です(令和2年度現在)。

そして、学校全体であなたに合う友だちつくりのサポートをし、スクール・カウンセラーはいつでも気軽に何でも相談できます。

さらに、高校1年生から「体験型職業ガイダンス」に参加でき、将来の夢について考えていくことが可能です。

これは、生徒がそれぞれの個別のニーズに対応した教育を受けることができるようにするためです。

学科は通信制課程(技能連携校)、普通科、特進科、リベラルアーツ科が設置されています。

また、ダンス、コーラス、ハンドベル、鉄道研究など、通常の高校では取り組まないような授業も多く実施しています。

鹿島学園

全国的な知名度を持つ伝統校が運営する通信制高校

鹿島学園高等学校は、茨城県鹿嶋市に位置する高等学校で、通信制の学習システムも取り入れています。

多くの通信制高校が全日制とは別に運営されていますが、鹿島学園高等学校では全日制普通科高校の鹿島学園が通信制を開設しており、全日制と通信制が一体となった学習環境を提供しています。

これにより、生徒は全日制の学生と同様の卒業証書を得ることができます。

鹿島学園高等学校全日制はサッカーやゴルフで全国大会に出場し、成功を収めてきた歴史があります。

これらのスポーツでの活躍は通信制生徒にも影響を与え、スポーツを通じた成長や学習の一部となっています。

通信制というと進学よりも就職を目指す生徒が多いと考えられがちですが、鹿島学園高等学校は国公立大学や早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学への進学実績を有しています。

これは通信制生徒にとっても大きな魅力で、学びの目標を設定する際の指標となり得ます。

これらの特徴により、鹿島学園高等学校の通信制は、全日制と通信制の良い部分を組み合わせたユニークな教育環境を提供しています。

自分のペースで学びたいという生徒だけでなく、全日制と同じ高い学力やスポーツでの活躍を望む生徒に対しても適した学習環境と言えます。

また、全国的に展開しており、歴史のある高校であることから、地域イベントの参加や校外活動などの学校行事もたくさんあります。

「イキイキ体験学習」と呼ばれる体験プログラムではダンスや乗馬やスキーなどのアクティビティをはじめ、ウェディング・テーブルマナー講座や自然塩づくりなどユニークな体験が行われています。

修学旅行の行き先は韓国、中国、フィリピン、アメリカで希望者は毎年参加することができます。

[参考:鹿島学園公式HP]

ID学園高等学校

新しい形の通信制高校

ID学園高等学校は、全日制高校と通信制高校の良さを組み合わせたハイブリッド型の教育を提供する学校として「郁文館中学校」「郁文館高等学校」「郁文館グローバル高等学校」の3校を有する学校法人郁文館夢学園が2020年4月に開校しました。

ID学園高等学校は、「第4の学校教育」を提唱しています。通信制高校と全日制高校の良さを掛け合わせることで、より多様な生徒の自己実現に対応する教育を行っています

また、一定の条件を満たせば全日制高校への転籍も可能です。

ID学園高等学校は、通信制高校と全日制高校の良さを組み合わせたハイブリッド型の学校教育が特徴の学校です。

通信型、通学型、全日制の各コース、学校間の変更や転籍が可能

ID学園高等学校は、通信型、通学型、全日制の各コースを提供しており、生徒の自立・自己選択に基づいて学習形式を選択することが可能です。

さらに、一定条件を満たすことができれば、全日制高校への転籍も可能とのことです。

これは、学生の個性と自由な選択を尊重する教育方針を反映しています。また、通信型と通学型の間でも、あるいは全日制高校との間でも学校間の変更が可能であるため、生徒のライフスタイルや学習スタイルに合わせて最適な環境を選ぶことができます。

郁文館高校で培った社会探求プログラム、海外留学システムを導入

郁文館高校で培われた社会探求プログラムや海外留学システムは、ID学園高等学校でも導入されています。

これにより、生徒たちは社会との関わりを深めながら、自分たちの興味や関心に基づいて学習を深めることができます。

また、海外留学システムを通じて、国際的な視野を持つ機会も提供されています。これらのプログラムは、生徒たちの自己成長とキャリア形成をサポートする重要な要素となっています。

これらの特性により、ID学園高等学校は生徒一人ひとりの個性と目標を尊重し、その実現に向けて支援する独自の教育環境を提供しています。

[参考:ID学園高等学校公式HP]

トライ式高等学院

「家庭教師のトライ」のノウハウを活かした通信制サポート校

トライ式高等学院は、株式会社トライグループが経営する通信制高校のサポート校です。

この学院は東京都千代田区と大阪府吹田市に本社を置いており、中等部(中学生対象)も併設しています。

トライ式高等学院の特徴は、家庭教師のトライで培った個別指導のノウハウを活かし、自宅での個別指導も可能にしている点です。

学校は不登校生徒や高校中退者、学業不振などの問題を抱える生徒の受け入れを行っており、高校卒業だけでなく、大学受験・進学のサポートも個別に提供しています。

生徒は入学時に連携通信制高校にも同時入学し、卒業時には連携通信制高校の卒業証書も受け取る形になります。

学院は2つの主なコースを提供しています。スタンダードコースは個別授業によるサポートを行い、学習形態は通学型と自宅型から選べます。

一方、プライベートコースは個別授業によるサポートは提供されず、FAXでの質問やインターネット配信による授業の閲覧サービスをオプションで付けることができます。また、高卒認定試験合格・高卒認定(旧大検)コースもあります。

高校卒業を超える進路へ

トライ式高等学院の卒業生の進路は、高校卒業や大学進学に向けたサポートが行われることから、それぞれの生徒の目指す道に応じて異なります。大学進学を目指す生徒に対しては大学受験のサポートが行われ、

また就職を希望する生徒に対してはキャリア教育の一環として各業界の現場で活躍する仕事人を呼んでの体験授業やワークショップも実施しています。

例として、声優ゼミ、俳優ゼミ、英会話ゼミなどが開催されており、これにより生徒たちは自分の進みたい道について具体的なイメージを持つことができ、またそれぞれの職業に必要なスキルや経験を積むことができます。

このような教育の一環として、トライ式高等学院の卒業生は自分の興味や能力に合わせた進路を選択し、進むことができるでしょう。

また、大学進学にも強く、過去三年間で東京大学や京都大学をはじめとする国公立大学は192名、早慶やMARCH、関関同立などの難関私立大学には487名、その他の大学にも多くの進学実績があります。

以上のような特性から、トライ式高等学院は個々の生徒の状況に合わせた教育を提供し、高校卒業とそれを超える進路実現に向けて支援を行っています。

まとめ

今回は今注目されている通信制高校を10校紹介しました。

通信制高校は近年、ますます人気となっている学習形態であり、通学に制限がある生徒たちが学習環境を確保する一つの方法となっています。

通信制高校は自宅などで学習することが可能で、そのため、通学の機会は少ないという特徴があります。

不登校経験者の生徒たちだけでなく、「時間を有効に使いたい」と考えるスポーツ選手や芸能活動を行っている生徒たちもこの選択肢を進路として選んでいます。

全日制と通信制それぞれの制度にはメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルや目指す目標によって最適な選択が異なるため、十分に情報を収集し、考えた上で選択することが重要です。

通信制高校を一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

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