面接官の「教師にならないの?」に困らない回答方法

初めまして。教育キャリアナビ就活編集部です!
また、教育学部生24卒として就活を経験しておりました。

こちらのコーナーでは、教育業界や教育学部生に関する情報を発信していく予定になっています。
今回は就活生だった私から、教育学部生の就活の戦い方について情報提供していこうと思います!!

目次

教育学部生あるある

皆さんの中には、教育学部に在籍をしている学生さんが多いのではないでしょうか。

私の実感なのですが、教育学部生は「周囲から教員になると思われがち」というあるあるを経験していると思います。

私もよく周囲から「教育学部なら学校の先生になるよね?」といったことを何度か聞かれていました。

また、皆さんの中には面接官にどうして教員にならないの?と聞かれたらどうしよう・・・と不安に思うことがあるのではないでしょうか?実際に聞かれたらドキっとしますよね。

たしかに、面接の場では教育学部生なら教員になるのではないか、と思われてしまうこともあります。

しかし、「なぜ教員にならないのか?」という理由をバシッと説明できると、面接官の評価を一気に引き上げるチャンスにもなりうるのです。

では、面接官に納得できる説明をどのようにしていけばいいのか、私が実際に回答していた例を紹介します。

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教員にならない理由を上手く説明するには

では、なぜ教員ではなく民間企業などに就職を希望するのかについての回答を紹介します。
ポイントは、学校・そこで働く教員に対して全員が持つイメージ(共通認識)を利用して納得感を生み出すことです。

学校という環境・価値を提供する相手に着目する

・教員は学習指導要領に忠実であることを要求されるため、クリエイティブな価値を提供できない。
・学校という限られたコミュニティではなく、様々なステークホルダーと関わりながら働きたい。

⇒学校の先生に対する共通認識を利用できており、納得感があるはずです。

また、「教師は目の前の40名の生徒にしか価値を提供できないが、民間企業であれば何万人という規模で影響を与えることが出来る」など、具体性をもって話すことが出来ると説得力が増します。

NGな例(本音)

・働き方や将来を考えた際に、人手不足で多忙化が進む教員の道は考えにくかった。
・学校では残業代が出ず休みずらいため、自分らしく働くことが出来ない環境だと感じた。

⇒ブラックな働き方を避けたというマイナスイメージが出来てしまうため、労働環境を引き合いに出す言動は避けた方が無難です。(共感は得られると思いますが)

社会人もハードワークをこなしていることから、比較して説明したとしてもあまり意味はありません。

・人前に出て何かを教えたり、導いていく行為が向いていないと感じた。
・人の人生に影響を与える責任感のある仕事は向いていないと感じた。

⇒教師の仕事は責任感の伴う仕事であることは間違いないですが、ストレスから逃げてしまった人間というイメージを与えてしまう回答は避けた方が無難です。

実際に面接で話していた回答

どうして学校教育機関ではなく、民間企業を志望しているのですか?

私は、これまでの経験から、クリエイティブな価値を社会に提供したいと考えました。そしてその際に、社会にいる様々な人と関わりながら仕事をしていきたいと思い、民間企業として社会に関わることを選びました。

面接は準備が命

面接では一貫性があり、納得が出来る回答が出来るかが、カギとなってきます。
そのためにはあらかじめ準備をしておくことが大切です!!!

教育学部生のみなさんは、きっと学校について深く理解ができていることだと思います。
そして、学校について学んだことや実習を積んだことで感じたことも多いはずです。

今後、面接で「なぜ教員にならないの?」と言われた場合は、決してマイナスなことを伝えるのではなく、
学校という特殊な環境より、自分が活躍できる場を見つけた、と自信をもって回答してみてはいかがでしょうか。

しっかりと準備した回答で面接官を納得させられたら、内定に近づくこと間違いなしです。

ぜひ、今回紹介した回答例を使ってみてくださいね。
今後も皆さんの就活に役に立つ情報を定期的にお届けしていきます。乞うご期待!

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この記事を書いた人

クロスシップでは「学ぶこと」を以下のように定義し、活動しています。

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「学ぶこと」≒「個人の幸せ及び社会の発展に資する能力を獲得しつづけること」≒「認知能力、非認知能力をバランスよく育みつづけること」

※非認知能力は文部科学省「中央教育審議会」でもその重要性が唱えられています。

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その活動の一環として、教育業界に特化した就活支援を行っています。

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