「なぜ教育学部?」に困らない回答方法

こんにちは。教育キャリアナビ就活編集部です!
現在、私は教育学部4年で、クロスシップにインターン生として参画しています。

こちらのコーナーでは、教育業界や教育学部生の就職に関する情報を発信していく予定になっています。
今回は、少し前まで就活生だった私から、教育学部生の就活の戦い方について情報提供していきます!

目次

教育学部を選んだ理由を覚えてますか?

皆さんは教育学部への入学を決めた際、どんな理由で選びましたか?
一般的には、「教員」を目指して入学する人が多いのかと思います。

しかし、中には特に興味がないけど受験して合格したから、あるいは大学を優先したので学部にこだわりが無かったから入学したという人もいるのではないでしょうか?

しかし、面接の場で受験の話を素直に答えても、面接官の表情が曇ってしまいます。
面接においてはいかに論理的な説明で、目の前の面接官を納得させられるかが重要です。

私は就活において「どうして教育学部を選んだのか」という質問にだいぶ苦戦しました。

実際に、この質問をされてたじろいでしまい、回答が支離滅裂になってしまったことで落ちてしまったこともありまた。

そこで今回は、教員になりたくて教育学部に入学したワケではない人向けに、「なぜ教育学部を選んだのか」を面接で上手く答える方法について伝授していこうと思います!!

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人事が求めているのは価値基準

ところで、どうして面接では「今の大学・学部に進学することにしたのか」という質問がされるのでしょうか?

この質問をする面接官の意図としては、進学大学や学部を選択した際の判断基準を知りたいからです。
受験は人生における重要な分岐点のため、過去の選択から価値基準や考え方を見極めようとしているのです。

そして、この質問では、就活生がきちんと自己分析が出来ているのかという点が見られています。
当然、場当たり的な回答では面接官の評価が下がります。

面接官にとって、就活生がこれまでにどんな人生を歩んできたのか、それを知るために、人生の分岐点でどのような選択をしてきたのかはとても重要なのです。

では、教員志望ではない理由で学部を選んだ場合、どのように面接官を納得させたらいいのでしょうか。
私が実際に答えていた回答をもとにして紹介していきます。

教育学部に進学した理由を説明する方法

では、実際にどのような回答だと納得感が生まれるか、紹介します。

教育が持つ社会性に焦点を当てる

・「教育」という社会インフラを学ぶことで、社会課題を根本から学びたいと思ったから。
近年の学校のブラック化について興味を持ち、学校行政について学びたいと思ったから。

教育はなくてはならないインフラです。
公共性の高い事業について学ぶことで、より社会について理解を深めたいと思った。という方針です。

当然、それであれば【社会科学】の方がいいのでは?と聞かれることもあるとは思いますが、科学としてではなく、人間を軸とした教育という学問に惹かれた、という回答も有効だと思います。

また、社会課題については、近年の学校のブラック化も話題ですので、これを引き合いに出して学校行政について学びたかったという回答もいいと思います。

教育が人との関わりによって成り立つことに焦点を当てる

・人と関わることが好きだったことから、教育という人間の営みを詳しく学びたいと思ったから。
・人に「教える」という行為が好きだったことから、大学でより専門的に学びたいと思ったから。

こちらは、人に着目をした場合の回答方法です。

人に教えるという行為が得意だと感じていたという体験から、それについて深く学びを深めたいと思った。という回答も有効的だと思います。

可能であれば、そこで学んだことを学習塾のアルバイトなどで実際に生かすことが出来た体験などが話せると、面接官も納得してもらえるでしょう。

実際に面接で話した回答例

どうして教育学部に進学をしたのですか?

私は幼いころから学校という場所がすごく好きでした。しかし、先生方が忙しい中、進路指導などをこなす姿を見て、ハードワークの元で学校運営が成り立っていると気づきました。そこで、学校行政について学ぶことで原因を究明したいという思いから教育学部をに進学しました。

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 自己分析は一貫性

面接において、人事が何を重視しているかといえば「一貫性」です。

面接では30分から1時間という短い時間で、就活生の人間性や適性などを判断しなくてはなりません。

その際の判断材料として重要なのが、一貫性です。面接官は就活生の回答から人物像をイメージし、パーソナリティが破綻していないかを確認しながら評価をしていきます。

よって、大学・学部をどのような価値基準で選んだのかという質問は頻出の質問になります。
もちろん、この点をバシッと回答することで、評価を上げることもできることもできるチャンスでもあります。

今回は、教員になりたくて教育学部に入学したワケではない人向けに、「なぜ教育学部を選んだのか」を面接で上手く答える方法について紹介しました。

ぜひ、今回紹介した回答例を使ってみてくださいね。
今後も皆さんの就活に役に立つ情報を定期的にお届けしていきます。乞うご期待!

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この記事を書いた人

クロスシップでは「学ぶこと」を以下のように定義し、活動しています。

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「学ぶこと」≒「個人の幸せ及び社会の発展に資する能力を獲得しつづけること」≒「認知能力、非認知能力をバランスよく育みつづけること」

※非認知能力は文部科学省「中央教育審議会」でもその重要性が唱えられています。

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その活動の一環として、教育業界に特化した就活支援を行っています。

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