教員免許を取得するにあたって避けて通れないのは“教育実習”
そんな教育実習でどんなことに気をつければいいのか・どんなことを感じたのかを教育実習を体験した大学生目線でご紹介します!
これから教育実習に行く方の参考になれば幸いです!
実習前
・ボランティアに誘われたら積極的に参加しよう
もしかしたら実習前にボランティアのお誘いがあるかもしれません。
無理に参加する必要はありませんが、参加すると学校・先生方の様子を見れるので実習前の不安が取り除かれると思います。
ちなみに私は夏休みプールのお手伝いに参加しました。
児童や学校の様子を見て安心して実習を始めることができたので参加してよかったなと思いました。少し面倒くさいですが、、、(笑)
・注意事項を確認しよう
実習前に面談する機会があると思うので、交通手段や持ち物、気になることなど聞くことを準備しておきましょう。
直前に電話することのないように!
また、学校から配布された資料にも必ず目を通しておきましょう。教育実習の受け入れは過去の実績を基に行われています。
もし、自分が問題を起こしてしまうと次の年から受け入れてもらえなくなり、後輩に迷惑が掛かります。
疑問に思うことがあれば大学にも問い合わせておきましょう!
私は出勤時間や通勤時の服装、給食費の支払いについても聞きました。
聞くことは無いなと思っていたのですが、意外に確認しておかなければならないことはあります。
実習中
・時間に余裕をもって家を出よう
特にバスや電車で行く場合、遅延する可能性があるため10分~20分程度早めに着いておきましょう。
晴れの日と雨の日でも変わってくるのでどのような交通手段・道でいくのかあらかじめ確認しておくといいと思います。
雨の日はバスが遅れがちです!
・あいさつは絶対にしよう
学校では挨拶が基本!!!
「おはようございます」「こんにちは」など児童・生徒に対してだけではなく、先生方にも必ず挨拶しましょう。すると印象が良くなります!
私は自分から話しかけることが苦手なのですが、挨拶すると優しく返していただけたので積極的にしていくと関係性も築くことができていいと思います。
・自ら考えて動こう
アルバイトなどでは言われたことだけをこなせばいいかもしれませんが、教育実習ではそうはいきません。
先生方は自分のクラスを見るだけで精一杯なため、自分で周りを見てできることを探しましょう!
私は普段からクラスを観察し、担任の先生がどのように学級経営をしているのか学んでいました。
もしも、「これやっていいのかな」と思うことがあれば必ず先生に確認したほうがいいと思います。
・授業は思い通りにいかない
大学の授業では大学生が生徒役になって模擬授業を行います。
しかし、本番では子どもが対象なので予想もつかない意見がバンバン飛んできます!
そういった場合、どのように対応するか事前に考えておきましょう。
授業中「え、どうしてその解釈になるの?」と思うことが何回かありました。その時は再度説明したり、授業後どうすれば良かったのか聞きに行ったりしました。
指導案を見返して自分でもよく分からないと思った部分は生徒たちも必ず疑問をもつと思うので対策しておこう。
・研究授業の学習指導案はしっかり作成しよう
一番緊張するといっても過言でないのがこの研究授業。
たくさんの先生方が見に来てくださるので、念入りに準備しておきましょう。
授業後は見に来てくださった先生に感謝を伝えるのと指導してもらうために周りました。
たくさんの意見をもらうことができて良かったです。私の場合は担任の先生が来てくださった先生をメモしてくださったのですが、そうでない場合は頼むといいと思います。
・抜くところと全力でやるところを判断しよう
実習後半になってくると毎日授業を行うことになります。
授業作りにはきりがないので、最低限の準備を行い余力があればブラッシュアップしていきましょう。
これは先に実習にいった友達からもらったアドバイスです。きっと慣れないことだらけで息詰まることもあると思うので先生に相談したり、ネットの資料を参考にしながら作るといと思います。
・適切なコミュニケーションを取ろう
実習では毎日子どもたちと関わることになります。仲良くなりすぎても距離をとりすぎてもいけません×
適切な距離感を実習を通して学びましょう。
私は少し生徒と距離が近かったかなと思っています。ですが、仲良くなってもきちんとダメなことを注意できればメリハリのある接し方になると思います。多くの生徒と関わるいい機会なのでぜひ楽しんでください。
実習後
・先生方への感謝を忘れずに
実習生が来ることで先生方の業務は増えることになります。
そのため、最後はどんなことを学んだのかなどきちんと伝えましょう!
私はお菓子を差し入れしました。また、全体に挨拶する機会もあったのでそこでも感謝を伝えました。
~番外編~
・礼儀は大切にしよう!!!
学校には礼儀に緩い先生もいれば厳しい先生もいらっしゃいます。
「そこまでしなくても、、」と思うこともありますが、学校は社会で自分は学びに来ている実習生です。そのことを忘れずにいましょう。
授業観察は事前に「行きます」と伝えておく、何かあれば報告・連絡・相談する、出勤退勤時にあいさつをするここら辺のことは徹底していました。各学校ごとに規則も異なってくると思うのでその規則を守ることも絶対です!
まとめ
教育実習の心構えはいかがだったでしょうか?
明るく元気な子どもたちと関わることで自分もすごく元気をもらえました。
一方で人間関係を一から構築しなければならないため、最初はその点にすごく苦労しました💦
思ったよりも子どもたちは先生をよく見ています。
全力で望むかどうかで教育実習が有意義な時間になるかどうかは変わってきます。
大学生で教員の仕事を経験できる機会になるので、教員を目指す方も違う進路を進む方もあまりネガティブにならず一生懸命取り組んでみてください!応援しています!